

滋賀で敗北 自民党「エラソーな小鎚隆史候補」と「県議団パワハラ騒動」
進次郎・石破・橋下投入でも勝てない

小泉政務官は原発問題にはふれず、「小鑓さんとは父がシングルファザーという共通点がある」と演説した
Photo:横田 一
「7月1日の集団的自衛権の閣議決定で雰囲気が一変し、三日月氏への追い風が吹きました。定点観測していた世論調査にもハッキリと表れた」(現地で選挙活動にあたった民主党・馬淵澄夫元国交相)
滋賀で大逆転劇が起こった。7月13日に投開票が行われた県知事選で、自民党推薦の元経産官僚、小鑓(こやり)隆史氏(47・滋賀県出身)が、前民主党衆議院議員の三日月大造氏(43)に1万3000票差をつけられ落選。今年6月時点の調査では10ポイント以上の差をつけていたなかでの敗北に、小鑓氏は、「力不足だった」と目を泳がせた。