

「庶民の翼」どうなる?スカイマーク ワンマン社長の賭け失敗で大迷走
エアバスが巨額違約金要求

6機の購入を決めた直後の’11年、パリ航空ショーでエアバスの営業役員とA380の模型を持つ西久保社長
Photo:ロイター/アフロ
「700億円という違約金は前代未聞です。エアバスがクライアントに対して、このような金額を突きつけ、大手航空会社の傘下に入るよう求めたのはスカイマークを見限ったということです。スカイマークは本業の不振で手元資金が72億円にまで減っており、額面通りの金額を支払うことになれば、経営が危なくなる可能性はあります」(航空旅行アナリスト・鳥海高太朗氏)