

「もう逃げるのは無理なんで」ダンボール事件16歳少女遺体を捨てた男二人の「告白」

送検される栗林容疑者。普段、岩崎容疑者に対して敬語で話していたが、遺体を遺棄しに行った日は乱暴な命令口調で、明らかに動揺した様子だったという
Photo:蓮尾真司
「逃亡中の栗林(亨容疑者、30)に、何度もメールを送りました。ずっと携帯の電源は切っていたようなんですが、時折『嫁の家にデコ(警察)がきたみたいです』、『もう逃げるのは無理なんで……』と返事がきた。かなり参っているようでしたね」(両容疑者を知る知人)
8月4日、栃木県佐野市の山中で、白津佳奈さん(16)の遺体がダンボールに入れられた状態で発見された。栃木県警は、主犯の栗林容疑者と、遺棄を手伝った岩崎春敏(はるゆき)容疑者(45)の二人を死体遺棄容疑で逮捕した。
「白津さんは2年前から行方不明になっており、捜索願が出ていました。遺体は外傷やアザなどが一切なく、死因はいまだ判明していません」(捜査関係者)