

事故続発! 新日鐵住金名古屋製鉄所はいまや「地元の嫌われ者」
鉄粉が毎日、家に降り注ぎます」「鉄系の議員はデカい顔してエラソーです」

6月22日の炎上では、空を黒く覆うほどの黒煙が上がった。近隣住民の中にはスマホ片手に撮影する人も
Photo:夏目健司
「(製鉄所には)エラい迷惑しとるよ。普段から鉄粉の混じった煤煙(ばいえん)が出とって、家も農作物も真っ黒になってしまうから」(農作業中の男性)
「『洗濯物が干せない』とか『窓も開けられない』と言った苦情も多く、議会でも問題になりました。しかし、市議会は〝鉄系〟の議員が多く、結局『粉塵(ふんじん)の発生源は特定できない』、『近隣企業との関連は不明』と言うばかりで強く追及できないのが現状。東海市の財政を支えているのは製鉄所、という意識が強いため、鉄系議員が幅をきかせているんです」(近隣住民)