<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/archive28053_2_l.jpg?__cld_token__=exp=1725838382~hmac=aa635a51c02c4b23cd66c451528168fd16f28aff9f7386732d5e70034af1db6a" alt="創刊30周年 特別企画　あなたとFRIDAYが生きた激動の30年　第1弾 創刊から10年間　後半(1989年〜1993年）（3/5） 画像1" data-asset-id="50136"></figure><p>死者・行方不明者あわせて43人が犠牲となった。火山事故の被害としては、今年9月の御嶽山噴火に次ぎ戦後2番目。火山灰や軽石、火山ガスなど高温のものが雲状になり時速約100㎞で斜面を流れ下る「火砕流」という現象が一般的に知られるキッカケになった</p><h2>1991 「テレビで見られる」湾岸戦争勃発の年　バブルは弾け、雲仙・普賢岳は大噴火!</h2><p>6月14日号「200年ぶりに大噴火! 灼熱の『火砕流』が街を襲う」</p><p>　1月に湾岸戦争が勃発すると、メディアは連日、戦争報道に明け暮れた。戦争が「テレビで気軽に観戦」できる時代になったのだ。この戦争で日本は多国籍軍のため多額の戦費を負担したが、「日本はカネは出すが人は出さない」とアメリカを筆頭に、海外の強い批判にさらされることにもなった。年末にはついにソビエト連邦が崩壊して、東西の冷戦構造が終結。世界の勢力地図は大きく塗り替えられていく。</p>