

関ジャニ大倉の父 鳥貴族社長が語る「会社と息子の将来」
上場後初の株主総会直前、18坪の自宅前で答えてくれた

大倉社長。「永遠の会社」を作るのが目標だという。尊敬する経営者は、ダイエーの創業者、故・中内功氏
Photo:小川内孝行
「現在は、関西、関東、東海圏を中心に出店していますが、全国展開も視野に入れ、全国2000店舗の出店を長期的な目標に掲げていきます」
10月29日、大阪市内のビルの会議室で、居酒屋チェーン「鳥貴族」の上場後初めての株主総会が行われ、社長の大倉忠司氏(54)は穏やかな関西弁でこう述べた。関ジャニ∞(エイト)で人気No.1の大倉忠義(29)の実の父として知られる名物社長だ。
同社は今年7月にジャスダック市場に上場を果たしたばかり。上場時の公募価格は2800円だったが、好調な業績を反映してあっというまに上昇。一時は9000円を突破した。