

創刊30周年 特別企画 あなたとFRIDAYが生きた 激動の30年 第2弾 後半(1998年〜2003年) (2/6)
10月22日号 「JCO『臨界事故』住民たちの〝見えない恐怖〟」

知識も経験もない社員に作業を行わせていたことが事故の原因だった。また、放射線被曝の可能性を告げぬまま消防署に連絡したため、倒れた社員の手当てに駆けつけた消防士3人が被曝。さらに周辺住民への避難要請が遅れたため、近くの小学校の児童たちが事故直後も校庭で遊んだりするなど、二次災害に発展した
1999 東海村臨界事故で作業員二人が被曝死 “セクハラ”ノック大阪府知事は辞職へ
年が替わるとコンピューターが誤作動するかもしれない「2000年問題」でIT業界はアタフタだった’99年。大阪では横山ノック知事(当時67)も慌てふためいていた。元運動員の女子大生が「選挙運動中に下着の中に手を入れ、性器を触ってきた」と、セクハラ行為で告訴したのだ。当初ノックは知らぬ存ぜぬの一点張り。だが12月13日、大阪地裁は原告の言い分を全面的に認め、1100万円の賠償金を支払うよう命じた。これによりノックは知事を辞職。大阪府民は「情けない」と嘆いた。