

「次の首相になる女」稲田朋美の頭・剛腕・私生活 大解剖
サッチャー以上の「鉄の女」。農協改革に成功し、今度は安保と財政再建で大金星を狙う。愛称は「ともちん」

厳しい母に育てられた安倍首相は、ちょっとキツ目の女性が好みとか

「国会のオシャレ番長」とも呼ばれる稲田政調会長。必ずひとつは福井県産のアイテムを身に着けている
2月20日に56歳の誕生日を迎えた稲田朋美・自民党政調会長の評価が、政権内で急上昇している。
「きっかけは安倍政権の懸案だった農協改革を成功させたことだ。JA全中の激しい抵抗をものともせず、稲田さんは矢面に立ち改革の必要性を説いた。彼女の選挙区は福井県で、農協の力が強い地域。実際、衆院選直前の昨年11月、農協側は稲田さんに『農協改革に反対する政策協定に署名しなければ、選挙で支援しない』と迫ったが、彼女はこれを拒否した。
結局、衆院選で農協の支援はほとんど得られなかったが、稲田さんは自力で大勝した。多くの自民党議員が政策協定に署名をしただけに、官邸を中心に『稲田は農協に屈しなかった』と名を上げた」(自民党ベテラン秘書)