

中田翔衝撃インタビュー「引退を考えたドン底の1年」
「稲葉さんが救ってくれた」

友人の理学療法士・江川喬也氏と会食中の中田を直撃! 「ホームランだと俺が打つか打たないかの話になってしまうから、チームみんなが攻撃に絡める打点にこだわりたいね」
金色メッシュ、細く整えた眉毛(まゆげ)に口髭(ひげ)、黒光りする肌にネックレス――見た目のイカつさと、あまりに乖離(かいり)した回答に、思わず言葉を失った。
「少々アカンかっても、ドラフト1位やねんから、ある程度は大目に見てくれるやろう――日本ハムに入団した直後はそう思ってました。でも、そんな考えはすぐに吹き飛んだ。違う。いつ足をすくわれてもおかしない。プロ入り3年目には『ヤバい』『このままやったらオレ、クビになる』と、本気で悩みました」