

緊急特集 川崎・中1殺害事件 「深夜2時の惨劇」犯行現場
上村遼太君の恐怖は、どれほどのものだったのか…
●この凶行は「イスラム国」の影響なのか?
●結束バンドで拘束し複数の刃物で首を切る、あまりに残虐な犯行集団の手口
●「俺をチクッた」と上村遼太君を追い回した「鉄パイプ少年」の粗暴と冷酷
●なぜ周囲は彼を助け出せなかったのか?
すべての疑問を総力取材!

上村遼太君(13)の遺体が発見された、多摩川の河川敷。2月20日の午前2時頃、上村君はここで服をすべて脱がされ、結束バンドで縛られたあと、首を刃物で切りつけられた。死因は出血性ショックだった。周囲は街灯もなく、夜になると「めったに人が通らない」(住民)場所のため、悲鳴を聞いた人間も見つかっていない
「カミソン(上村(うえむら)遼太君のこと)はみんなにずっと相談していたんです。『(不良)グループを抜けたい』『部活に戻りたい。今は体力的に厳しいけど、もう一度がんばりたい』、そんなLINEが頻繁に来ていました。なんとか助け出せないかとカミソンの相談に乗っていると、途中でいきなり不良グループの先輩からLINEで横やりが入るんです。『お前さ、なんか関係あんのかよ?』と脅される。怖くて連絡が取れなくなってしまっていたんですが……」(地元の友人)