

先発斎藤佑樹 ドン底からの復活 5年間の苦しみと再生このままじゃ 終われない!
ハンカチ王子ともてはやされた日々は遠い。
大谷翔平に嫉妬した。
もう野球をやめようとも考えた――

今季のキャンプでは初日から66球を投げ込んだ斎藤。ブルペンでは大谷の隣だった。「大谷みたいに160㎞出すのはムリでも、どうやったら点をとられないか考えたい」と冷静に話す
「今日みたいな投球ができれば勝てる」
2回を打者6人、無安打無四球。日本ハムの斎藤佑樹(26)は3月22日のオープン戦最終登板でヤクルト打線を完璧に封じ、ギリギリのタイミングで6人目のローテーション枠を勝ち取った。