

プロ野球大ハズレ助っ人列伝 スカウト責任者が涙のザンゲ
ラミレスとペタジーニは大当たり。でもその陰で失敗は数知れず…

米国のセントメリーズ・インターナショナル・スクールを卒業後、’73年にヤクルト入社。’05年に巨人の国際部参与に。著書に『プロ野球 最強の助っ人論』(講談社)
「今季注目の新外国人選手は、広島のジョンソンです。シュールストロム駐米スカウトが早々に獲得を決めた投手で、153㎞の速球のほか、スライダー、チェンジアップ、シンカーと変化球も多彩。狙い球が絞りづらい。父方の祖母が日本人で、環境にも早く順応できそうです。不安なのが巨人のマイコラス。球威はないしコントロールも悪い。調子が上がらなければ、一軍には残れないでしょう」