

プライド男松坂大輔 「電撃引退」への核心これだ!
妻は帰国拒否。「オレはこんなもんじゃない」。すべてがカラ回りしていく悲劇

3年総額12億円でホークスと契約した松坂。工藤監督との面談後は、報道陣への対応もシドロモドロだった。工藤監督は「まわりを気にせず自分のペースでゆっくり治してくれればいい」と話すが、チーム内での存在感は確実に薄まっている
「いや、もう……。申し訳ございませんという言葉しか……。様子をみるとしか……」
4月2日、ヤフオクドームで工藤公康監督と話し合いを終えたソフトバンク・松坂大輔(34)の表情は暗かった。右肩に違和感を覚え精密検査を受けると、炎症はなかったものの筋疲労と判明。無期限でノースロー調整を行うことが決まったのだ。
横浜高時代から152㎞の速球を投げ、西武入団1年目から3年連続で最多勝を獲得した"平成の怪物"。だが9年ぶりに日本球界に復帰した姿に、往時の輝きはない。いまは復帰のメドすら立っていないのだ。