

不振のソフトバンク・今宮は打球の質にこだわれ

開幕からソフトバンクの今宮健太が苦しんでいます。構えたときにグリップの位置を下げてみるなど、試行錯誤しながらやっていますが、思うような結果は出ていません。抜いた球に体勢を崩されてバットに当てるだけになったり、それがイヤで球を呼び込もうとして詰まらされるというシーンが目立ちます。素晴らしい守備で脚光を浴びることが多い選手ですが、今回はあえて課題の打撃に注目します。なぜなら、彼の苦悩が手に取るようにわかるからです。プロの世界の中では身長が低く(171㎝)、打撃の根本が僕と一緒。つまり、僕と同じ問題にぶつかっていることがうかがえるのです。