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旧大昭和製紙創業家で「豪邸から出ていけ」骨肉の争い

斉藤家と言えば、ゴッホ、ルノアール、ロダンまで所有していた華麗なる一族

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正二郎氏は、兄が父(肖像)から受け継いだ会社で、不正に自分のカネを使ったとも指摘する

「父の介護を放棄し、高齢の母に『早く遺書を書け』と5〜6時間も詰め寄る兄のことを、心底軽蔑しています。母も裁判で、『(長男との)縁を切ってもいいか』と裁判官に尋ねられ、躊躇(ちゅうちょ)せずに『はい』と即答していました。斉藤家の恥をさらすのは忍びないことですが、兄の横暴を許しておくことが、どうしてもできないんです」

 かつて業界1位を誇った大手製紙企業、大昭和製紙株式会社の創業家で骨肉の争いが起こっている。冒頭で語気を荒らげているのは、大昭和製紙4代目社長、故・斉藤喜久蔵氏の次男の正二郎氏(47)だ。斉藤家はトヨタ創業一族の豊田章一郎氏、元首相の中曽根康弘氏、福田赳夫氏らと縁戚関係にあり、創業者の知一郎氏の次男、滋与史(しげよし)氏は建設大臣や静岡県知事を歴任した人物。まさに昭和を代表する名家だ。

 1925年に知一郎氏が静岡県で創業、’01年に日本製紙に統合された大昭和製紙の歴史のなかで、とくに有名なのが「東海の暴れん坊」と呼ばれた2代目社長の故・了英氏だ。バブル景気の頃にはゴッホの肖像画を125億円、ルノアールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を119億円で落札、ロダンの「考える人」を約15億円で買ったこともある。

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