

川崎簡易宿泊所火災「服もカネも焼けた」「もう家も仕事もない」住人たちの慟哭
燃え落ちる建物内から「こんなところで死にたくねえ」の悲鳴が

炎上する「吉田屋」と「よしの」。火柱は隣接するマンションの5階部分まで届き、窓にヒビが入った部屋も
「私が逃げ出した時にはすでに吉田屋は全焼に近くて、建物すべてが炎に包まれていました。その2階や3階から窓を突き破って、3人も4人も外に逃げるんです。パンツ一丁で飛び降りている人もいました。道路に飛び降りた人々はススで真っ黒けだったり血だらけになりながら呻(うめ)いていました。住民の大半が60〜80代で、中には90歳を超えている人もいる。本当に地獄絵図でした」