

逮捕状!「寺社に油かけ男」の華麗で怪しい半生
東京の超進学高に在学中に「神と出会い」、
渡米して医師になり、新興宗教団体を創設――

4月27日午後、油のようなものがまかれた清水寺の本堂を調べる京都府警の捜査員。K氏の関与が疑われている

自身が主催する宗教団体のHPで公開されているK氏の講演の動画。早口でまくしたてるように「奇跡」を語る
「神社は悪霊の巣窟です。油をふりそそぎ、イエスキリストの名によって清めました」
千葉県の香取神宮に油のような液体をまいた建造物損壊容疑で、千葉県警が米国ニューヨーク在住の日本人男性K氏(52)の逮捕状を取った。京都、奈良など全国の有名寺院、神社で同様の行為が報告されているが、近隣のホテルなどでK氏らしき人物が目撃されており、関与が強く疑われている。産婦人科の開業医であるK氏はキリスト教系新興宗教団体の創立者の顔も持ち、講演などで冒頭の発言を繰り返していた。