

ギリシャ発 ユーロ危機と中国株暴落 日本は耐えられるか
ヨーロッパの小国と
アジアの大国から
動乱が始まる

メルケル独首相はオランド仏大統領と緊急会談。「ギリシャは責任を持つべき!」という声明を出した

7月8日、上海総合指数は一時前日終値比8%超も急落。日経平均は3週間ぶりに2万円を割り込んだ
ギリシャ国民は、「上から目線」で支援の手をさしのべたEUに、ケツをまくってみせた。
財政緊縮策受け入れの可能性が高いと見られていた7月5日(現地時間)の国民投票は、予想外の大差で「OXI(オヒー)」(ノー)。ギリシャ国民はひとまずEU管理下での財政再建を拒否したが、その後の見通しは誰にもついていない。