死者57名、行方不明者6名。戦後最悪の火山災害から10ヵ月<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/archive56581_2_l.jpg?__cld_token__=exp=1725839456~hmac=8a47757467451dd06b9ad8af12d9554d2b22a82c2735bc7451eb7bf00e096bc3" alt="現地ルポ　御嶽山の今 50名の命を救った山小屋支配人の「願い」 画像1" data-asset-id="45603"></figure>噴火翌日の9月28日、御嶽山上空を飛行する自衛隊のヘリ。山肌一面が灰で覆われている「噴火の前兆はまったくなかったので、本当に晴天の霹靂(へきれき)でした。私が支配人をしていた九合目の二ノ池本館は現在は閉鎖されたままなので、今はここ(八合目の女人堂)でスタッフとして働いています。九合目にある石室山荘と二ノ池本館の来年以降の再開を目標に動いています」　そう話すのは、御嶽山が噴火した当日、山小屋に避難してきた約50名の登山客を誘導し、救った小寺祐介さん(35)だ。