不定期連載　昼めしで語る「人生の転機」　第20回　山本一力　（作家）「新人時代、原稿を書き直す度にこの店に通いました」

取材をしないと、小説は書けない

この日の注文は、ソース焼きそばと餃子。「『新雅』を訪れるときは、数日前から、何を頼むか考える。どの料理もウマいから、本当に迷うよ」

「最初にこの店に来たのは、いまから37年前。初めて食べたのが五目そばと餃子。これがむちゃくちゃウマくてさ」