余計な手間ばかりかかる、誰も喜ばない愚案が発表された裏側で何が起こっているのか<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/archive60528_2_l.jpg?__cld_token__=exp=1725838783~hmac=e458f85d883f6bc0d914d18b9738fb48bee162f0e51983acf567cc94f02cb810" alt="疑問噴出　還付金案を出した財務省の本当の狙い 画像1" data-asset-id="44866"></figure>レタスは生鮮食品だがミックスサラダは加工食品となる。こうした線引きの難しさも軽減税率導入の障害に「つい先日、税調（税制調査会）に財務省の担当者を呼んでヒアリングをしたんですが、『ヨーロッパのインボイス方式みたいに複雑じゃない軽減税率を実現しろ』と与党に言われて、考え出した苦肉の策だと言う。白紙になった新国立競技場案みたいなもので、どう実現させるのか聞くと、答えられない。『実現可能かこれから検討します』と言うばかり。これでは余計にマイナンバーに対する国民の不安をかきたてるだけで、むしろ逆効果です」（大蔵省主税局出身の民主党・古川元久代議士）