

横浜高で50年!名将 渡辺元監督が明かす「プロに行ける選手の育て方」
最初は鉄拳制裁もした。生徒にスゴまれたこともあった。
いまはメールで指導も

わたなべ・もとのり ’44年11月神奈川県生まれ。横浜高では3番・中堅手として副将を務める。選手時代は甲子園出場なし。神奈川大中退後、横浜高指導者に
Photo:濱﨑慎治
「指導者になりたてのころは、鉄拳制裁をよくしました。ミスした選手を『なにやってんだ!』と、グラウンドやベンチで殴る蹴る。試合に負ければ遠征先のグラウンドから学校まで、20㎞以上走って帰らせたこともあります。私の学生時代は軍隊経験のある教師からボコボコにされるのは日常茶飯事で、生徒に厳しくあたるのは当然だと思っていたんです」