

MRJ 初飛行を支えた「リアル下町ロケット」中小企業 渡辺精密工業
名古屋の工業地帯
社員は約50人

およそ2000億円という開発費を投じて完成したMRJは、関係者に見守られながら名古屋空港を飛び立った

寺西社長(前列左から2番目)と渡辺精密工業の社員たち。次世代に技術を伝承し、ものづくりの挑戦は続く
〈いい年したおっさんが夢見て何が悪い! 町工場が夢見て何が悪い!〉
〈技術の進歩が止まってしまったら、世の中の発展はない!〉
現在放送中のTBSドラマ『下町ロケット』の中で、阿部寛(51)演じる佃製作所社長・佃航平はこう熱く語りかける。