

病理医という仕事
年間1万5000例以上診断する「静岡がんセンター」に密着!
手術室の隣であなたの「がん」を見つける専門医の素顔

手術で摘出された臓器が「新鮮標本室」に届くと、まずは病理医ががんの大きさや性質、広がりなどを肉眼で確認する。その後、デジタルカメラで撮影する
いまや二人に一人が罹患すると言われるほど身近な病気となったがん。家族、あるいは自分自身が「がん告知」を経験する人も増えた。だが、「あなたはがんです」と本当に診断しているのは、じつはあなたの目の前にいる主治医ではないことをご存じだろうか。