

連日超満員!ガチンコ映画『ヤクザと憲法』のド迫力
シノギの内幕、部屋住みの若者をシバき、警察のガサ入れまで密着

川口和秀会長(中央)ら、清勇会の組員たちに密着した。幹部会や総長の葬儀の際の様子も撮影されている
「キッカケは’14年に、監督を務めた土方(ひじかた)(宏史ディレクター)から『暴力団をドキュメンタリーにしたい』と提案されたことでした。県警詰めの記者だったとき、暴排条例(暴力団排除条例)施行以降、警察官ですらヤクザの現状をつかめていないことに驚いたそうです。どういう人間が、なぜそこで蠢(うごめ)いているのかを知りたいという動機からスタートしました。週に3~4日ほど大阪の堺市にある事務所をたずね、合計100日近く密着しました」(プロデューサーの阿武野(あぶの)勝彦氏)