

東大史上初!推薦入試合格者たちの「素顔と頭脳」
法学部、理学部、工学部に合格した3人の若者にインタビュー
名幸瑛心さん(工学部、沖縄尚学高校)

沖縄空手の有段者だという。プログラミングも得意で、一つの問題を3日間、考え続けることも平気
「私は工学部を受験しました。『iEARN(アイアーン)』部という国際交流を目的とした部活で、ケニアに行って衣類を寄付したり、現地調査をしていました」(沖縄尚学高校の名幸(なこう)瑛心さん)
今年度から東京大学で、後期日程が廃止され、推薦入試が始まった。
推薦と言ってもラクではない。募集要項には「科学オリンピックで顕著な成績」、「国際バカロレア(国際的に通用する大学入学資格試験)で優秀な成績」、「商品レベルのソフトウェア開発経験」、「外国語に関する語学力の証明書」といったハードルの高い条件が掲げられており、出願者173人に対し、合格者は77人にとどまった。
センター試験で要求される高得点をクリアしたうえ、自らのアピールポイントを書いた書類を提出し、書類審査、面接を経て合格した77人は、いったいどんな人物なのか。