

清原和博「焼き肉弁当」を届けに来た六本木の弟分の素性
更生支援チームは「夜の世界」に近い面々で

差し入れのために、病院にやってきたA氏(奥)とB氏(手前)。報道陣の質問をさえぎり、数分で立ち去った
3月20日の午後6時過ぎ、千葉・松戸の総合病院には40名近くの報道陣が詰めかけていた。3月17日に保釈された清原和博(48)が、入院している1泊5万4000円の「特別室」から姿をのぞかせるのではないかと、部屋の窓にカメラを向けていたのだ。すると、病院の駐車場に2人の男が乗った黒い乗用車が入ってきた。男たちは「清原さんに近い関係者から『報道陣のみなさんへ』と頼まれた」と言って、温かい30人前の焼き肉弁当を報道陣に差し入れたのだ。「なぜ差し入れをするのか」と問う報道陣に対し、助手席に乗った赤色のアウターを着た色黒の男性は、
「みなさん、寒いので温かいうちに食べてください」
と言い残して、走り去っていった。車のナンバーは「5」。清原の巨人、オリックス時代の背番号だ。翌日、清原が極秘に退院したという情報が流れたことから「清原からの別れのあいさつだったのでは」、あるいは「清原の名を騙(かた)ったイタズラか」などと憶測が流れた。そんななか、本誌は重要な証言を入手した。