

スクープ 〝天皇の執刀医〟順天堂大学医学部附属順天堂医院院長 天野 篤教授「山口組大幹部から贈られた米300㎏!」
「黒い巨塔」を追及する!
殺人に絡む罪で懲役20年の刑が確定しながら
1年近くも収監されない山健組元若頭。
天才外科医はこの大幹部のために「診断書」を書いていた――

医局の飲み会が終わると天野院長は自宅ではなく関連施設へ。還暦を迎えても病院での寝泊まりはなくならず
4月6日午前10時――順天堂大学医学部附属順天堂医院の"裏口"付近に、黒いワンボックスカーが停まった。正面玄関を通らずに上階へ行けるこの出入り口は、リネン業者や製薬会社スタッフのほか、大物政治家や芸能人らVIPしか使えない文字どおり「裏口」である。
ワンボックスカーの運転席には真っ黒に日焼けした肌に、全身白づくめの男。しばらくすると裏口から二人の男に護衛されるようにして、中折れ帽姿の初老の男性が出てきた。