

税金414億円かけて無用の長物!汚染ゴミ焼却炉、稼働せず
3ヵ月で故障し、廃棄物3万tも放置したまま!

飯舘村蕨平(わらびだいら)地区にある焼却施設の全景。灰にした汚染ゴミから放射性物質のセシウムを取り除き、盛り土の材料などとして使えるようにするという
東京ドーム5つ分、26万4000㎡の広大な敷地に建つ2基の巨大施設――。
これは環境省が、414億円の税金を投入して福島県飯舘(いいたて)村に建設した最新鋭の焼却炉だ。福島第一原発事故による除染作業で出た汚染ゴミを、一日240tのペースで焼き、安全に灰にする。そんな復興への期待の施設が、今年1月から本格稼働している……ハズだった。しかし伊達市で避難生活を送る村民は、怒りを通り越してあきれている。