

「6000億円上場」LINE創業者たちの正体
東日本大震災を機に開発、役員の報酬はなんと52億円!

原宿にあるLINEショップ。キャラクターグッズなどが販売されている
’11年3月11日の東日本大震災当日、ある海外企業の会長が日本にいた。
韓国のITベンチャー、ネイバー会長のイ・ヘジン氏(49)だ。
「イ会長は念願の日本進出のため、たびたび日本を訪れていました。震災の混乱のなか、ネイバー本社の人間はイ会長に連絡を取ることができず、大混乱になった。イ会長は『オーナーである自分の安否を確認できないなんて』と怒り心頭で、既存の通信手段以外のツールが必要だと痛感したそうです。震災の3ヵ月後、会長の思いが結実し、日本の子会社が開発した新しいアプリが、『LINE』でした」(LINE関係者)