

スペシャル企画 リオ五輪注目選手の親が語る「天才の作り方」
卓球・石川佳純
水泳・今井月
陸上1万m・鈴木亜由子
レスリング・登坂絵莉 ほか

地元に凱旋し、混合ダブルスの試合に出場した際の1枚。父との久しぶりの再会に、笑顔を見せた
「小さいときは私たちが練習している横で、お絵かきや縄跳びをして遊んでいたんですが、小学1年生のころに『私も打ちたい』と言い出したんです。そこからメキメキ上達して、わずか半年ほどで県大会で2位になった。驚いたのは、卓球を始めて間もないころに、いきなり『フリック』を使ったことです。これはボールがバウンドして上がりきったところを払うようにして打つ高等技術で、佳純は教えてもいないのに見よう見まねでやってみせた。
そのとき初めて、この子は私の想像よりもはるかに強くなるかもしれないと思いました」