

シリーズ 有名人たちのもう一つの顔「私、マニアです」第15回 桂雀々(落語家)
帽子集収
15歳で帽子工場に勤めて以来の愛好家
「いま雀柄のハンチングの製作をお願いしています」

取材現場へ現れた落語家の桂雀々(じゃくじゃく)(55)。持ってきた大きな鞄からハンチング帽が出てくるわ出てくるわ。
「大阪に帰ればもっとあるんやけど、東京の家に置いてるのを25個ほど持ってきました。これまでに持っていた数? 生地が劣化して泣く泣く処分したヤツなんかも含めたら、100個くらいになるのと違うかな。ハットは高さがあるから、大きな顔が更に大きく見えてしまう。そんなことで小顔効果のあるハンチング帽にこだわるようになったと、こんな次第です」