

ボツワナ共和国発【怪奇】ゾウ400頭以上が原因不明の大量死
群れから離れ、ひっそりと命を落とす姿が次々と確認されている

ボツワナ政府は、外傷がなく象牙も持ち去られていないため、密猟目的で殺害された可能性はないと判断した
群れからはぐれてやせ細り、地面に力なく体を横たえて息を引き取る姿が、数多く空撮されている。
いま、アフリカ・ボツワナで、400頭以上もの野生のゾウが謎の死を遂げている。今年1月、ボツワナを訪れたイギリスの自然保護団体『ナショナル・パーク・レスキュー』のナイオール・マカン博士は、原因についてこう推察する。
「なんらかの病原体がゾウの個体群のなかで猛威をふるっている可能性がかなり高いです。それと同じくらい有力なのは、密猟者や農家が、ゾウだけが届く高さに毒入りの果物を仕掛けているという説。地元住民のなかには、畑を荒らすゾウを良く思っていない人もいますから」