

黒田博樹の選手生命を縮めた7年前の打球直撃事件
日本シリーズ開幕前に引退会見

直撃した瞬間の映像。打者は巨人にも在籍したライアル。後日ライアルが謝罪すると黒田は「気にせず大打者になって」と笑った
「この数年は満身創痍でしたよ。若いころは投球の際に胸の下まで上がっていた左ヒザが、ベルトまでしか上がらなくなっとったからね。痛み止めを打ちながらの登板です。それでも黒田が『ツラい』『苦しい』と言うのを、聞いたことがない。『ローテーションを任されていますから』と、表情ひとつ変えずマウンドに上っていました。日本シリーズ直前のこの引退発表で、『黒田をもう一度胴上げしよう』とチームは一致団結するハズです」