

3.11の悪夢 超巨大地震が2020年までに発生する確率
福島沖M7.4大地震で津波発生、
太平洋プレートは活発化している

10月中旬に撮影した福島第一原発の様子。海岸線は無防備で、もし10m級の津波が来たらとても防げない
「11月22日の朝、福島県沖を震源とするM7.4の地震が発生しました。今後もこの規模の地震は何度も起きます。多くの人は、3.11に巨大地震が来て、その後余震がある程度落ちついた段階で、東日本大震災の余震は終わったと思っています。しかし、まだ余震は続きます。それどころか、津波をともなった巨大地震が数年のうちに発生する可能性はかなり高いのです」(立命館大学・歴史都市防災研究所の高橋学教授)