

白血病に冒された元作業員が語る「福島原発での1年1ヵ月」
鉛のベストは「数が足りないから」と支給されず

4号機のカバー設置工事現場でのAさん。冬でも汗をかくほどの暑さだった
「原発に入る前に東電から受けた放射線教育のテキストは、原発事故前から使っていたものだった。原子力は未来の夢のエネルギーなんていう話ばかりで、放射線のリスクやどこが線量が高いか、そういう大切なことは教えてもらっていない」
鉛のベストは「数が足りないから」と支給されず
「原発に入る前に東電から受けた放射線教育のテキストは、原発事故前から使っていたものだった。原子力は未来の夢のエネルギーなんていう話ばかりで、放射線のリスクやどこが線量が高いか、そういう大切なことは教えてもらっていない」