

メガネ万引き犯ネット公開を続けた「社長の執念」
抗議の電話を受けてもホームページから削除せず

本誌の取材に答える「めがねお〜」運営会社社長の張谷氏。ホームページの更新も自らの手で進めてきた
「3日間、悩みに悩んだ末に、ホームページに防犯カメラの画像を載せるという決断をしたんです。覚悟を決めた以上、何の成果もないまま掲載を止めるつもりはありませんでした」
こう語るのは、東京都内でメガネ販売店3店舗を経営する張谷満氏。2月4日、「めがねお〜御徒町店」では、メガネフレーム7本、約21万円相当の商品が万引きされる被害に遭った。張谷氏はその3日後、顔をモザイク処理した万引き犯の写真を同店のホームページ上で公開。「3月1日にはモザイク無しの顔写真・映像がUPされます」という警告文とともに、犯人に対して商品の返却、もしくは弁償するように呼びかけたのだ。