

文科省「天下り請負人 嶋貫和男氏」OBの豪邸とベンツ
月2回勤務で年収1000万円

2月7日、衆院予算委員会の集中審議に参考人として出席した嶋貫和男氏。「(斡旋は)人助けという思いで行ってきた」と違法性の認識を否定した
月2日の勤務で年収1000万円――。数多の天下りを請け負っていた文科省OBはとんでもない厚遇を受けていた。
次々と問題が明らかになる同省の天下り。2月13日には新たに慶大への組織的な再就職斡旋が発覚した。その手引きをしたのはOBの嶋貫和男氏(67)だ。同氏は"ノンキャリ"からの叩き上げで、文科省の"裏稼業"を引き受ける代わりに、実務負担が軽く年収の多いキャリアポスト(キャリア官僚の天下り先)をあてがわれていた。