

スポーツは人間ドラマだ! 第136回 東京ドームのオープニングを飾った マイク・タイソン「世界最強のパンチ」
’88年3月21日
ボクシング世界ヘビー級タイトルマッチ

モハメド・アリ以来のスターの防衛戦ということで、試合は世界35ヵ国で放送された。東京ドームの名は世界的になった
'88年3月、日本初の屋根付き球場として鳴り物入りで東京ドームが開業した。そのオープニングイベントに選ばれたのが統一ヘビー級王者、マイク・タイソンの防衛戦。21歳で、33戦33勝(29KO)。180㎝の身長はヘビー級としては小柄ながら、タイソンは「人類史上最強」の名をほしいままにしていた。
当時、後楽園スタヂアム興行企画部長としてタイソン招聘に尽力した秋山弘志氏は舞台裏を明かす。