

麻生太郎が「博多祇園山笠」褌スタイルで狙う「キングメーカー」の座
「大宏池会」実現、ポスト安倍へ
「ヤー、オイサー!」

舁き山から声を掛ける、(右から)麻生氏、井上貴博衆議院議員(福岡1区)、高島宗一郎・福岡市長。博多区の呉服町交差点から福岡市役所までの間を、七つの舁き山が駆けた
「ヤー、オイサー! ヤー、オイサー!」
「舁(か)き山」と呼ばれる神輿(みこし)に乗り、威勢よく掛け声をあげる褌(ふんどし)姿の男性。今年9月で77歳になる、副首相兼財務相の麻生太郎氏だ。7月13日に、福岡市で開かれた博多祇園山笠に参加した麻生氏。達磨大師をかたどった重さ1tの舁き山(一番山笠)に上ると、約1.3㎞の道のりで30人ほどの舁き手(神輿の担ぎ手)を、声をからして鼓舞し続けた。見物人が話す。