

山口組「ヤクザと共謀罪」大マジメ勉強会
内部資料入手!
「組長が逮捕される」「警察に盗聴されるかも」…と戦々恐々

7月20日、歴代組長の墓がある神戸市灘区の霊園を訪問した六代目山口組の司忍組長(75)。神戸山口組との抗争以外にも悩みが多いようだ
〈法律の実績作りのためにヤクザが集中的に対象とされる可能性が高い〉
本誌が入手した4ページにわたる内部資料には、極道界の危機感が色濃く出ていた。7月11日に施行された、共謀罪の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法。「テロ集団や暴力団が取り締まりの対象」とされることを受け、日本最大のヤクザ組織・山口組も対策を練(ね)っている。オリジナルの資料を作り、弁護士などの識者を呼んで勉強会を開いているのだ。資料では新聞記事をふんだんに引用し、次のように警鐘を鳴らしている(本文ママ)。