

瀧川鯉斗インタビュー 暴走族総長が落語家になるまで
歯に衣着せぬ発言が受けて、バラエティ番組でブレイク中
異色の経歴ながら実力は本物

松本人志や中居正広ら芸能界のトップとも共演。「バラエティで超一流の話術を学ばせてもらってる」と語った
黒いTシャツに黒いジーンズ、黒いサンダル。銀のネックレスに薄いサングラスをかけて、瀧川鯉斗(たきがわこいと)(36)は待ち合わせ場所に一人、フラリと現れた。昨年5月に令和初の真打昇進。長身イケメンにして元暴走族総長という異色の経歴が注目を集め、いま、メディアに引っ張りダコの噺(はなし)家である。
「テレビの反響は大きいですね。『元暴走族総長』というキャラクターを求められているのはわかりますが、それで少しでも世間の方が関心を持ってくれるならありがたい。瀧川鯉斗って面白いじゃん。落語聞いてみようと思ってくれれば、凄く嬉しいです」