

スポーツは人間ドラマだ! 第153回「本当は、走るつもりはなかった」福本豊「盗塁世界記録」達成の舞台ウラ
’83年6月3日
西武ライオンズvs.阪急ブレーブス

「足が速いわけではなかった」という福本。投手のクセを見抜くためテープが擦り切れるほどビデオを観ていたという
その表情に笑みはなかった。
’83年6月3日の西武vs.阪急戦。この日、福本豊(35=当時)は「世界の盗塁王」になった。当時の世界記録を更新する939個目の盗塁を三盗で決めた福本は、だがベース上で小さく首を捻っていた。
’83年6月3日
西武ライオンズvs.阪急ブレーブス
「足が速いわけではなかった」という福本。投手のクセを見抜くためテープが擦り切れるほどビデオを観ていたという
その表情に笑みはなかった。
’83年6月3日の西武vs.阪急戦。この日、福本豊(35=当時)は「世界の盗塁王」になった。当時の世界記録を更新する939個目の盗塁を三盗で決めた福本は、だがベース上で小さく首を捻っていた。