

スポーツは人間ドラマだ! 第154回 炸裂!李忠成のスーパー・ボレーシュート
’11年1月29日
アジアカップ決勝 日本vs.オーストラリア

大会ナンバーワンの呼び声が高かったキーパー・シュウォーツァーが、一歩も動くことができなかった
黄金の好機が訪れたのは、延長後半だった。李忠成(25=当時、以下同)は心の中で「きた!」と叫んだ。
「優勝するにはラッキーボーイが不可欠で、その役割はスタメンじゃない自分が担う。最後はオレがヒーローになる、オレがチームを助けると、ずっと思い続けながらやってきたので」