

神戸製鋼 これから追及される「歴代社長」の責任
データ偽装発覚! 不正は数十年前から行われていた

川崎会長兼社長が行った会見には約300人の報道陣が集まった。系列会社も含めると取引先は6123社を数え、偽装製品の納入先はさらに増える可能性がある
「神戸製鋼の株価は1週間で40%以上も下がり、時価総額で2000億円も吹き飛んだ。今後株主が株主代表訴訟を起こせば、経営陣の責任が問われる。裁判所が賠償責任を認めれば、いまある財産を処分して済むような生易しい話ではない。自己破産するしかないほどの賠償額になる可能性が高い」(経済ジャーナリスト・町田徹氏)