

【安倍総理の健康不安説で動き出す】菅義偉内閣が誕生する日
8月20日、二階ー菅の「密談」ですべてが決まった

8月20日、二階幹事長との2時間半にわたった密談を終えた菅官房長官。総理の座への野心が漏れ伝わってくる
7年8ヵ月にわたる長期政権で「黒衣」に徹してきた男が、表舞台に躍り出た。菅義偉官房長官(71)。安倍晋三総理(65)が体調不良を理由に辞任すれば、菅氏が後継の自民党総裁に選出され、総理として組閣をするというのだ。
「菅さんはやる気です。安倍総理は8月17日に慶應大学病院を訪れ、7時間半に及ぶ『治療』を受けました。その後、8月20日に菅さんは二階(俊博)幹事長(81)と『ザ・キャピトルホテル東急』の日本料理店『水簾(すいれん)』で密談。このとき、総理の健康状態を踏まえて、万が一、安倍総理が退陣した場合のことも話し合ったはずです」(官邸関係者)
安倍総理の健康不安説が浮上した当初から囁かれていたのは、麻生太郎副総理(79)が臨時代理に就き、安倍総理の意中の後継候補である岸田文雄政調会長(63)に禅譲するというシナリオだった。