

「東京、コロナ禍の日常」半年間の記録
フォト・ルポルタージュ
未曾有の感染症被害に対峙する街の風景

5月29日 医療従事者に敬意と感謝を示すため、ブルーインパルスが東京上空を飛行した
少し前のことなのに、ずいぶん昔のことのように感じる――。
改めて写真を見ると、そう感じる人も多いはずだ。
気鋭の写真家が「ウイズコロナ」時代の始まりを撮影した。
ありそうでなかった本である。一人の写真家が新型コロナで一変した東京を約半年間にわたって撮影し、写真集『東京、コロナ禍。』(柏書房)にまとめた。著者の初沢亜利氏はこう話す。