

戦犯ダルビッシュ それでも「4年総額100億円!」の理由
ワールドシリーズ大炎上で「LAの敵」に

13勝した前田健太(左)は、出来高を合わせて約9億円とダルビッシュの来季年俸の半分以下。契約は大事だ
29年ぶりワールドシリーズ制覇の夢を途中加入のジャパニーズがブチ壊したのだから、ドジャースファンが怒るのも無理はない。
地元紙のLAタイムズまでもが「惨め」「許しがたい」「これがドジャースで最後の登板」と個人攻撃するほど、ダルビッシュ有(31)は「LAの敵」となってしまった。
ダルビッシュはこのオフにFAとなるが、今季の成績は10勝12敗と負けが先行。最高球速は159㎞までアップしたものの、防御率3.86はここ3年で最悪。そのうえ、ワールドシリーズで2試合連続で2回持たずにKOと、いよいよ評価を下げてしまった――かと思いきや、さにあらず。メジャー取材歴30年を超えるスポーツライターの友成那智氏は「FA市場では変わらず最高評価です」と言うのだ。