

グルグル巻きの熊本城
震災から1年半、ただいま634億円の大復旧工事中

巨大クレーン車などの重機に囲まれた天守閣。最上階の瓦は取り払われている。崩落した石垣は専門の職人が復旧作業にあたる
鉄の骨組みと防水シートに覆われ、グルグル巻き状態の高さ32mの巨大建造物。’16年4月に起きた熊本地震(最大震度7)で、甚大な被害を受けた熊本城天守閣だ。’19年春の復旧を目指し現在、急ピッチで工事が進められている。
「’19年秋にはラグビーワールドカップの試合が、熊本でも行われる予定です。それに合わせ同年3月を目標に、大天守を復元しようと考えています」(熊本市・熊本城総合事務所総務班の京瑞代(かなどめみずよ)氏)