

没後3年 高倉健の故郷に建った「豪華記念碑」を巡る思惑
巨額遺産をひとり占めした養女は姿を見せず

’11年、映画の撮影で富山を訪れた際の高倉健。記念碑の「寒青」は、中国の故事で「冬に青々と葉を茂らせる松」のこと。高倉健は「自分もそのように生きたい」と、この言葉を好んだという
「親族たちで、命日に合わせて半年ほど前から準備を進めていました。一番の理由は、ファンの方々などから『なぜ手を合わせる場所がないのか』とずっと言われてきたことです。それで、親族たちでおカネを出しあって菩提寺(ぼだいじ)に記念碑を造ろうということになったんです」